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特集1 注目のハーブ素材
インタビュー
根拠に基づくハーブ製品を提供
シュワーベ・グリーンウエーブ(株) 林聖男社長
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――御社の概要を簡単に紹介ください。 |
林 当社はドイツの製薬会社、Dr.W.シュワーベ製薬の日本法人です。シュワーベ製薬はおよそ200種類の製品群を有する天然素材製剤のパイオニアで、主力であるイチョウ葉エキス(EGb761)は、世界50ヵ国以上で医薬品あるいは健康食品として使用されています。シュワーベ社がイチョウ葉エキスの医薬品を発売したのが1966年。以後30有余年にわたり臨床の場で用いられていますが、重篤な副作用の報告はありません。現在もドイツでは最もポピュラーな痴呆症治療薬となっています。
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――イチョウ葉エキスが世界で支持を集めた理由は。 |
林 医薬品としての適応は、痴呆症、末梢循環障害などで、集中力向上にも使われています。ドイツでは、イチョウ葉エキス販売量の7割が医療用医薬品として、残りがOTCルートで流通しています。ケミカルな医薬品に比べて、安全性が高いこと、長期の服用でも効果の減弱が見られにくいことが大きな理由でしょう。
米NIHでは、健康な高齢者を対象にEGb761を用いた痴呆予防の長期治験がスタートしました(本紙40号17面参照)。ボランティアは最終的に3500人に達した模様です。
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――日本での状況はどうですか。 |
林 日本では残念ながら健康食品としての取扱いです。したがって、薬局や専門店で相談のうえ、お使いになる方が多いようですが、最近は医師が治療の一手段として使用されるケースが増えています。医師による論文発表や学会報告も目立ってきました。
また、介護施設でもイチョウ葉エキスは注目されていて、身体のみならず精神面でのQOL向上を期待し、入所者に提供し始めたケースもあるようです。
EBM(根拠に基づく医療)が叫ばれる昨今ですが、健康食品においても、データに裏付けられた製品が医療現場で存在価値を示すようになるでしょう。そこに至るには成分の規格化や、厚生労働省による認知が前提なのは言うまでもありません。
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――今後の新製品の予定は。 |
林 今秋にセントジョーンズワート、さらに来年にはノコギリヤシ、エキナセアの販売を予定しています。いずれも、ドイツ本社のこだわりと科学的根拠に基づいた製品です。
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――医師、薬剤師に向けて一言。 |
林 天然素材製剤は、マイルドですが確かな働きが得られ、安全性に優れています。医薬品とうまく組み合わせて、双方のメリットを生かし、患者さんのためになる医療の実現に貢献できればと思います。
一方で、セルフメディケーションという新しい時代の動きが来ています。生活習慣を見直したうえで、それでも不十分なところを健康食品がサポートする。そうした状況では、地域の相談薬局のような店舗が重要な受け皿になるのではないでしょうか。
私たちは、「地域の健康ステーション」を目指す薬局・薬店の交流、研鑚の場として、「シュワーベ会」を組織しました。今後も医師、薬剤師に有益な製品と情報を提供していきます。
(Medical Nutrition41号より)
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