各種代替医療で免疫能を向上
  西新宿クリニック 佐野鎌太郎名誉院長

開設2年目を迎えた西新宿クリニック(東京都渋谷区)では、がんを全身性疾患ととらえ、その予防と治療に取り組んでいる。初年度に受診した患者のなかから、非侵襲的な治療で食道がんの進行を食い止めることに成功したケースを報告する。


 全身性疾患としてのがん治療法
【症例】
67歳男性 食道がん
【経過】
平成12年4月頃より、食事の際に食道への刺激感を自覚していた。同年7月、大学病院にて内視鏡検査を施行し、中等度の食道がんと診断される。切除を勧められたが、本人は非侵襲的な治療を希望し、当院を受診。充分なカウンセリングでインフォームドコンセントを得た後、8月10日より各種代替医療を開始した。すなわち、・尿療法(1日3回)・温熱療法(週1回。40℃前後で2〜3時間にわたり全身を温める)・ビタミンB17、ビタミンCの点滴(週3回)・丸山ワクチン(週3回)・アラビノキシラン、CDA−・、アガリクス・ブラゼイの内服・ウォーキング・びわ葉温灸――等である。これらの治療により、1ヵ月後には食道の抵抗感が消失した。
 
6ヵ月後、同じ大学病院の担当医が内視鏡検査を施行したところ、がんが進行しているとの所見であったが、セカンドオピニオンを求めた医師の見解では、進行はしていないとのことであった。また、他施設でのO‐リングテストによる検索でもがんは発見されていない。腫瘍マーカの推移を図に示す。その後も治療を続け、全身状態は良好である。
【考察】
本症例は手術、化学療法といった標準治療を回避したい意向であり、それに応える形で各種の非侵襲的治療を施行した。結果として約10ヶ月を経過した現在でも、腫瘍マーカーは上昇することはなく、全身状態、自覚症状も良好にコントロールされている。

当院の治療の主力となるのは、尿から抽出した物質CDA‐・、温熱療法、ビタミンB17の注射などである。温熱療法は全身または局所を42〜43℃に加温することで、がん細胞を壊滅させる。この温度なら正常な細胞は耐性を有しており、安全である。血行促進による毒素・老廃物の除去も期待できる。ビタミンB17はアミグダリンとも呼ばれ、アンズの種、びわの葉・種に多く含まれている。がん細胞の周辺にある酵素(β―グルコシダーゼ)に接触して青酸化合物となり、がん細胞を死滅させる。その後、遊離した青酸化合物は正常細胞の周辺にある酵素(ロルダーゼ)に接触して安息香酸となり、逆に正常細胞を免疫力の強い細胞に ウせる。CDA−・はCell Differentiation Agentの略で、がん細胞の増殖抑制作用を有する。

これらを組み合わせて用いることで、個体の免疫力を高め、がんの縮小〜消失に向かうものと考えられる。その意味で、がんは全身性消耗性疾患といえる。

http://www.ns-cancer-clinic.com/


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