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ハナビラタケの併用により腫瘤が消失 佐野外科医院 佐野鎌太郎院長
山梨県甲府市でがんの代替療法を手がける佐野外科医院(052-232-8321)には、国内外から患者が訪れる。今回は、約2000例におよぶ治療経験から、従来の代替医療にハナビラタケを併用して著効が得られた症例を聞いた。
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ハナビラタケの併用により腫瘤が消失 |
- 【症例】
- 51歳女性 左乳がん末期
- 【経過】
- 左乳房の腫瘤を自覚するも放置していたため急速に増大し、平成12年9月の当院受診時には20・×15・にまでなっていた。出血、悪臭もみられる(写真1)。直ちに入院させ、電気針による焼灼処置と、ハナビラタケ含有食品6粒/日およびCDA−・の内服、ビタミンB17注射を中心とした代替療法を行った。これらの治療で腫瘤は徐々に縮小し、翌年2月には消失。出血、悪臭も無くなった(写真2)。その後再発は見られず、全身状態も良好である。
- 【症例】
- 65歳男性 胃がん
- 【経過】
- 手術を勧めるも、家庭の事情により承諾を得られなかった。そこで、平成12年6月より外来にてビタミンB17、ビタミンC、ゲルマニウムのそれぞれ点滴静注を開始。また、ハナビラタケ含有食品6粒/日の内服を併用した。6ヵ月後の内視鏡所見では腫瘤は消失していた。現在も再発は見られていない。
- 【考察】
- 当院では約20年にわたり、がんに対して各種代替療法を組み合わせた治療を行っている(本紙17号参照)。その中心は、尿から抽出した物質CDA−・(cell differentiation agent)、ビタミンB17、温熱療法などで、他にも個体の免疫力向上を意図した治療を、患者に応じて選択している。そのなかで最近、ハナビラタケを治療のラインアップに加えて、良好な手ごたえを感じた。昨年8月から今年1月まで6ヶ月間で、ハナビラタケを使用した症例は10例。そのうち著効(がんが消滅)2例、有効(50%以上縮小)1例であり、50%未満の縮小例を合わせると10名中6名に効果が見られたことになる。
ハナビラタケ(Sparssis crispa)は日本にも自生するハナビラタケ科のキノコである。乾燥品100g中に43.6gのβ−グルカンを含有し(日本食品分析センター)、他のキノコよりも多い。
近年の研究により、キノコのβ−グルカンにいくつかのサブタイプがあることが判明した。そして、東京薬科大学の宿前教授によれば、ハナビラタケのβ−グルカンはβ−1、3−D−グルカンがほとんどを占める。これが優れた抗腫瘍活性を発現していると考えられる。
すでに当院のがん治療の主力としての位置を占めるに至 チており、今後さらなる症例の蓄積が期待される。
http://www.sanogeka.com/
(Medical Nutrition 27号より)
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