これからの医療は予知・予防への転換が必要。 「がんにならない人、ゼロシステム」を実践 ISPO附属クリニック
「病気になるのを待っているだけの今の医療から、 予知・予防への転換が必要である」 と語るISPO附属クリニックのフランク・T・小林院長は、 自らが開発した腫瘍マーカー総合新療法を用いて、 がん検診をする 「ホリスティック・ヘルス検診」 を行い、 がんの予知・予防で高い実績を上げていることで有名だ。 また、 不治の病といわれる肝炎の治療にも高い実績を残し、 最近では 「劇症肝炎の初期像とその治療及び予防法」 を発見。 こうした治療法が評判を呼び、 国内はもちろん、 海外からも数多くの受診者が訪れている。
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がんの予知・予防及び再発防止は難しくない。 |
「がんは不良少年と同じ。 家庭環境や社会環境を改善すれば不良少年がいなくなるように、 がんが発生しやすい体内環境を改善すれば、 がんは自然消滅する」。 とは小林院長の弁。 「厳罰化だけでは少年犯罪は減少しないように、 がんも切るだけでは克服できない」 と語る。
また、 いわゆるがんの三大療法 (手術・放射線・化学療法) を行っても、 がんは7割が再発しているのが現状で、 "再発予防は出来ない"と盲信している医師が多いことを嘆く小林院長は、 がんの予防及び再発防止は難しいことではないと断言。 自らが 「がんにならない人ゼロ・システム」 と名付ける、 予防および再発防止のシステムに絶対の自信と実績を持つ。 そのシステムは以下のとおり。
第一は原因対策を見極めること。 つまりは、 生活習慣の改善 (禁煙:夜の食事を止める) し、 ビタミンA、 Cなどの補充を行うこと。
第二は自己治癒力を高めること。 具体的には、 解毒療法、 断食、 免疫療法、 漢方薬などがある。
そして第三はがんを押さえ込む治療を行うことで、 これには、 温熱療法、 アポトーシス推進療法などがある。
これら三つの療法を総合的に実践することで、 がんを確実に予知・予防できるとのこと。 実際、 この方法を慢性活動性肝炎、 肝硬変の高危険度群の患者604人に対し、 同システムによる方法を実施したところ、 再発は僅3人であったという実績を持つ (10年間の実績)。
しかしながら、 こうした診療法に対し、 西洋医学を信奉するドクターからは批判の声が強いのも事実。 こうした声に対し、 小林院長は、 「実際、 多くの人ががんで亡くなっており、 しかもその数は毎年増加している。 一方で、 例えば、 長野県伊那市では、 禁煙運動に徹底的に取り組み、 肺がんの発生率を6割減少させたという事実もある。 今の医療界はこれらの事実は認めようとせず、 過去の治療法に固執し、 結果としてがんによる死亡者を増大させている」 と批判する。
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劇症肝炎の初期像とその治療及び予防法を発見。 |
自分の医療の正しさを証明するためには、 前人未到の領域での治療実績が必要と考えた院長は、"不治の病"といわれる肝疾患の予防・治療に力を入れる。
「現在のインターフェロンによる治療は進行を遅らせることはできても、 治すという点では全く役に立たない」 との確信の元、 院長は、 肝炎の原因を、 (1)肝炎ウイルス、 (2)自己治癒能力低下、(3)解毒能の低下の3つにあるとし、 ビタミンCを投与し、 宿便取りのような解毒治療を行い、 本来肝臓の持つ機能 (解毒) を再生させる医療こそが重要と考える。 特に最近の臨床で、 劇症肝炎の初期像とその治療および予防法を発見。 その概要は以下のとおり。
52歳の男性で慢性活動性肝炎と診断され、 2年間インターフェロン治療を行うも、 改善されなかった患者に対し、 ビタミンCの大量投与 (20〜30g/日) と解毒リフレッシュ療法を行ったところ、 2週間でE抗体も陽性となり、 DNAポリメラーゼも正常となった。 その後5年間正常な状態は続いたが、 この男性は慢性活動性肝炎を再発してしまった。 それから6ヶ月間でGOT、 GPTが上昇し始め、 DNAポリメラーゼの急増とNH3の上昇、 腹部超音波検査による胆のう壁の急激な三層構造の肥厚を認めたことから、 劇症肝炎の初期症状と判断するに至った。
小林院長は、 早期発見の見分け方として、 「ビタミンC30gの点滴投与と解毒療法でも改善が得られない場合、 劇症肝炎に移行する可能性が高いと」 結論付ける。 なお、 同患者に対しては、 ビタミンの投与を90g/日に増やし、 点滴中にマイナスイオン機にて治療を行ったところ、 GOT、 GTPの値は低下し、 腹部超音波検査による胆のう壁の肥厚も、 最大14mmあったものが2mm程度まで回復するなど、 治療経過は実質的に良好になった。
また、 多くの医者が肝炎の二次感染に悩んでいる現状についても、 「二次感染を予防することは簡単なこと。 ただ、 輸血をする際に2gのビタミンCを必ず服用すれば、 確実に感染を防げる。 また、 万一誤って注射針を刺してしまった場合でも、 すぐにビタミンCを20g点滴投与すれば問題はない」 と語る。 この結果を全国の医師が理解し、 ビタミンCの投与と解毒療法による肝臓本来の機能を取り戻せる治療を実践すれば、 毎年千名の劇症肝炎の患者と、 百名に及ぶ医師の感染者の命を救うことができるとの思いは強い。
今の医療界に坂本竜馬がいないと語る小林院長。 その独自の研究が評価され、 アメリカのデューク大学やエモリー大学等から常勤の要請を受けている。
「ありがたい話ですが、 自分の後継者を作るまでは日本を離れるわけにはいかない。 そのためにも多くの治療実績を構築していきたい」 と語る。
プロフィール
フランク・T・小林
1944年生まれ。 鳥取県出身。 69年鳥取大学医学部卒業。 国立がんセンター内地留学。 74年東京大学大学院入学。 78年同大学院卒業。 現在ISPO附属クリニック院長。 99年には社会文化功労賞受賞。 |
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(Medical Nutrition 66号より)
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