予防指導こそ最高の医学。生体共鳴テストを予防医学に活用。
 東京ハートライフクリニック

東京ハートライフクリニック(東京都町田市)の中村元信院長は、 生体共鳴テストによる結果をもとに予防医学を行っている。 診療を生体波動同調装置 (QRS-MEDICAL=Quantum Resonance Spectrometer :(株)量子科学研究所 ) のみで行うまったく新しいスタイルのクリニックである。 「自分の体の病態を把握して各人がどのようにして健康管理を行っていくか、 心の持ち方を含めてアドバイスを行うことを業務としています」 と語る中村元信院長に話を伺った。


 未病状態でのケア、 病気にならないための予防アドバイスが医師の役割。

「あなたはどの医学を望みますか?」
院長曰く、 東洋医学では、 原因に対する医学と生活方法に対する医学があり、 そこから医学を3種類に分類すると
 (1)最高の医学:毎日の生活の自己反省と自己改善への全般的な指導によって、 全人格と生活方法を治療していく。
 (2)中位の医学:食事の改善、 運動、 エネルギーの流れの調整によって原因を除去して行く。
 (3)低位の医学:薬と手術によって、 症状に対して処置する。
未病状態でのケア、 病気にならないための日々の予防医療こそ重要と考える院長は、 「病因論として"病は気から"は理解されているにもかかわらず、 多くの病院では"気"によって治療しようとしていません。 人体を診ていて生命 (気) を診ていない点に現代医療の問題点がある」 と語る。

形成外科医として創傷被覆材の開発、 褥瘡の治療などに携わってきた経歴を持つ中村院長。
「形成外科医から何故予防医療のクリニックを?」 との問いに対して院長はこう答える。

「形成外科医として創傷をどのようにして早くきれいに治すかをテーマに臨床や基礎研究を13年行ってきました。 褥瘡は、 外科医としてどんな手術を施行しても褥瘡発生の原因である除圧を行う必要があり、 究極は褥瘡予防になってしまうのです。 褥瘡に関しては褥瘡にならないようなアドバイスをするのが形成外科医の役割と結論付けたとき、 もはや外科をやっていられなくなりました。 寝たきりを予防するのが真の褥瘡予防です。 だからこそ形成外科医ではなく予防医として開業しました」


 心身状態、 環境要因をもとに"QRS"で テスト。 

観葉植物を配置した診察室には"QRS"という生波破動同調装置が2台置かれているだけで、 診察台、 医薬品や点滴や注射器など従来の医院であれば当然揃っているものは何もない。 おおよそ世間一般のクリニックというよりサロンという雰囲気だ。

ここでは問診のあと、 心身状態、 環境要因をもとに同装置で100〜200の項目を選択し、 テストを行う。 また、 テストやその人の身体に合った食事や薬などの適合性のテストも必要に応じて施行する。 テスト結果に基づいて病因の判定を行い、 未病状態でのケア、 病気にならないための生活習慣を指導し、 受診者に実践してもらっている。 また、 毛髪からでも同様のテストができるので、 同院の受診者は全国に広がっている。 院長はQRS導入の経緯を、 医療現場で使用されている機器は疾患探しで体全体の未病の状態を把握できない。 そこでQRSによる生体共鳴療法を実施するようになったと語る。

生体共鳴テスト法とは、 入力された被検者の生体情報に対する被検者の生理的な反応 (生体インピーダンスの変化) を検知、 判定するテスト法で、 今から約100年前のアルバートエイブラムスの腹部打診法研究で発見された生体の電子反応現象を基本としている。 テストはQRS装置に装着されたスティックを被検者が握る、 あるいは郵送された毛髪をプレート上に置いて、 検者がテスト項目を選択し、 装置に付属したプローブ操作を行うことにより、 全身の機能を数値で相対的に評価する。


 生体の機能性の情報を的確に捕らえる生体共鳴テスト。 

生体共鳴テストは(1)非侵襲的な方法で即時に結果がでる。 (2)健康食品、 薬などが本人に適している否かの適合性、 相乗効果、 副作用の予測。 (3)アレルゲンの特定。 (4)食物が合う、 合わないの適合性評価。 (5)ストレス、 疲労、 冷え、 自律神経、 心配、 いらいら、 欝など不定愁訴や精神状態の評価。 (6)癌の早期、 再発、 治療の評価。 (7)肝臓や胃など臓器全体の評価と臓器間の評価。 (8)ウイルスや細菌の特定。 (9)重金属やアマルガムが生体に与える影響の評価を行い、 その結果から病因を推定できるので予防医学を実践する上で有益である。 その実用性は、 現在、 医療現場において様々に検証されており、 学会発表 (日本人間ドック学会、 日本東方医学会等) も数多く行われている。 中村院長は8年にわたる臨床経験から、 生体共鳴テストは生体の機能性の情報を捕らえており、 西洋医学からの診かたと異なるが、 80%から90%程度の相関性があると考えている。

中村院長は、 「統計的な基準値、 治療を重視する医療から21世紀は個人、 患者中心、 セルフケアを行い自分で自分を病気から守る医療が求められている。 不定愁訴があるものの病気と診断されてない時期に身体を一つの情報系システムと捉え、 その情報を判断する生体共鳴テストは予防医学に活用できる」 と語る。

一方、 一般診療に利用すると、 ウイルスの判定、 アレルゲンの特定、 薬との適合性、 画像診断で得られた像が良性あるいは悪性であるか判定が可能であるという利便性を生かして、 診療の幅を広げることができる。 また、 治療の第一歩として、 テスト結果に基づいて作成される情報水を飲用することから養生を始めることができる。


プロフィール
中村元信 (なかむらもとのぶ)
昭和34年生まれ。 昭和60年北里大学医学部卒業。 同大学形成外科入局。 平成6年北里大学医学部講師。 平成10年東京ハートライフクリニック開業。 医学博士。

(Medical Nutrition 56号より)


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