食養生で病気を防ぐ、転ばぬ先の「食医同源」
 鶴見クリニック 鶴見隆史医師

静岡県磐田市で統合医療に取り組んでいた鶴見隆史医師は、その後、東京に場所を移し、「鶴見クリニック」として新たなスタートを切った。「治療の根本は、腸の状態を良くし血液を浄化させること。そのための具体策が食養生と各種の免疫強化法」と説く鶴見医師。その治療の概要を紹介する。


 アナタの腸はクリーン!? 腸内環境の改善で治療

同クリニックには、がんをはじめリウマチ・膠原病、糖尿病など、いわゆる難病や生活習慣病の患者が訪れる。それらの患者に対して鶴見医師は、腸内環境の改善を意識した治療を行っている。「腸のクリーン化にはファスティング(半断食)とコーヒー浣腸が有効です。そして、それが終わったら食養生をしっかりとすべきです」。健康になるための食養生について、鶴見医師は表1のようなポイントを挙げた。

鶴見医師にとってこのような指導を始める転機となったのは、浜松医大に勤務当時の「腸管造血」という概念との出会いだ。

「千島学説とも呼ばれているのですが、腸管で栄養素が吸収されて、それが血液の元になるという考え方です。つまり、汚れた血液が全身を巡れば病気になるのは当たり前になります」。

生きた血液を観察する検査・LBA(Live Blood Analysis)が日本に導入されたのもその頃だ。LBAを駆使することで、従来のような「量をカウントする」血液検査の他に「質を見る」検査が可能になった。食事と血液の関連も目でわかる。「毎日摂取している3度の食事が医療よりも大切です。その意味を込めて、あえて『食医同源』と説いています」。

プロフィール
鶴見 隆文(つるみ たかふみ)
昭和23年生まれ。金沢医大卒業後、浜松医大で研修。西洋医学のみならず、東洋医学、筋診断法、食養生などを統合し、患者にとっての最善の医療を追求している。著書に『新・食物養生法』など。
 
●鶴見クリニック
 東京都中央区八重洲1-6-3 小鉄ビル2階
 TEL:03-3516-2218

(Medical Nutrition 27号より)


BACKSITE TOPPAGE TOP