訪問医療も行う総合ケアステーションを目指す 医療法人社団 八千代茜会 わかばクリニック 竹井重治郎医師
わかばクリニック(東京都江戸川区)は、一般内科、専門内科、皮膚科の診療を行っており、予防医学をテーマに食事などの生活習慣指導にも力を入れている。また訪問医療を視野に入れ、将来的には地域の総合的なケアステーションを目指している。同院の竹井重治郎医師に診療方針を聞くとともに、同クリニックが目指す医療サービスを紹介する。
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患者情報を把握し管理栄養士と一緒に栄養指導 |
都営地下鉄新宿線の船堀駅から徒歩2分という立地条件に恵まれ、オープン以来、わかばクリニックにはアトピー性皮膚炎などの外来患者が増えている。
同クリニックで予防医学という観点から生活習慣の改善指導を行う竹井医師。特に慢性疾患である糖尿病、高脂血症、高血圧などについて、「疾病の発症を防ぐ一次予防に加え、合併症を予防する二次予防も重要です。極力病気の進行を遅らせ、症状を軽減するということも大切なことです」と語る。
竹井医師によれば、まずは患者の食事や行動など生活に関する情報をなるべく詳しく把握することが重要だという。また、限られた時間の中で的確に患者の状態を聞き出し、治療の糸口を見つけることに一番苦心するとも話す。
食事指導を中心とする生活習慣の指導は、管理栄養士と協力して行う。初回のカウンセリングには、管理栄養士に同席してもらい患者の話を聞き、その上で患者の病気に合わせたプランを作成する。
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患者に適切な情報を伝え、健食と薬の相互作用に注意 |
「現在、環境汚染や土壌の変化によって野菜類に含まれる微量栄養素が減少している。また、現代の食生活は加工食品を摂取することが多い。こうしたことを考慮すると、適正摂取量と許容上限摂取量を踏まえた、ビタミンやミネラルなどの栄養補助食品の利用には関心がある」と竹井医師は語る。
しかし一方で、健康食品の多くは、臨床効果や安全性について試験されることが少なく、医薬品との相互作用について不明な点が多い。また、患者が健康食品と医薬品を同等と誤解しているケースもあることから、「薬物治療を安全に効果的に行う上で、慎重な対応が必要です」と話す。
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院外活動にも積極的に参画 |
クリニックでは、患者や要介護者、その家族などが参加する会員制のサロン「コミュニティクラブ」と提携して、参加者の心の癒しやリフレッシュを目的とした活動に参画している。これまでにバスハイクや懐石料理の体験などを実施してきた。
さらに同クリニックでは、訪問診療、ヘルパーステーション、在宅介護支援事業などを進め、将来的には地域の総合ケアステーションを目指していく。
プロフィール
竹井 重治郎(たけい しげじろう) 64年東京生まれ 92年独協医科大学卒業 現在、同大・消化器内科医師 ●医療法人社団 八千代茜会 わかばクリニック 東京都江戸川区船堀4-6-6 ロートフィオーレ2階 TEL:03-5667-6755 |
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(Medical Nutrition 16号より)
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