骨粗鬆症予防にシモンイモの葉が有効。

 陳瑞東クリニック

予備軍も含めて約1100万人にのぼるともいわれている骨粗鬆症。 東京・中野区にある陳瑞東クリニックでは、骨形成を助けるビタミンK1を多く含むシモン葉含有サプリメントを指導、 骨粗鬆症予防に成果をあげている。


 素性がしっかりし、安全性・有効性に学会での報告があること。

更年期女性であれば誰もが避けて通れない骨密度の減少。 その多くは自覚症状がなく、 放置しておけば一生の問題にもなりかねない。

しかし、 クリニック来院時にはすでに骨粗鬆症の疑いがあるケースが多い。 クリニックの陳瑞東院長は、 骨形成と破骨細胞を抑制するビタミンKの働きに着目、 白甘藷の一種・シモンイモの葉に多く含まれることを突き止め、 骨量が不足気味な場合 (標準よりも10〜15%骨量が減少しているケース) には、 含有サプリメントの摂取を推奨する。

「骨粗鬆症の原因は大きく分けて2つあり、 一つはカルシウム不足によるもので、 もう一つは女性ホルモンの不足によって起こされるケースです。 更年期以上の女性で罹患する骨密度の減少は、 どちらかといえば後者のケースが多くみられます。 カルシウムは充足しているのだけれども、 ホルモンによる代謝不足によるケースです。 このような場合には、 女性ホルモンの代謝に働きかけるビタミンDやK、 大豆イソフラボンなどを補充してやる必要があります」 ――産地も熊本県倉岳町と素性がしっかりしていること、また安全性・有効性に関しても各種の学会できちんと報告している点が採用の大きな決め手になった。サプリメントによる摂取なら、女性ホルモンが低下した更年期の状態でも無理なく骨形成に導くことが可能なわけだ。


 血清カルシウム濃度が有意に上昇、骨密度の低下を抑制。

シモン葉の骨量減少抑制作用と骨形成促進作用に関しては、 陳院長自らが臨床試験で確認している。

骨塩減少症を罹患した閉経後7〜8年の女性患者(平均年齢56.9歳)32例を2群に分け、 一方にシモン葉エキス含有サプリメント5カプセル(ビタミンK含有量1.0mg)/日を、 もう一方にはプラセボをそれぞれ6ヶ月間摂取させ、 投与開始後3ヶ月目と6ヶ月目に腰椎骨密度と血清カルシウム濃度を測定した。

その結果、 プラセボ群では腰椎骨密度が減少し続けたのに対し、 シモン葉含有サプリメント群では、 腰椎骨密度がプラセボ群に比べて約3%増加していたことが判明、 シモン葉含有サプリメントの摂取によって血清カルシウム濃度が有意に上昇することも分かった。

血中カルシウム濃度が維持されるということは、 骨からのカルシウムの流出を防いでいるか、 さらにはカルシウム濃度が腸管からの吸収で上昇しているためと考えられる。 シモン葉には骨芽細胞の活性化を促進させる働きがあるので、 これによって骨密度の低下が抑制されたのではないかと陳院長は指摘する。

医療有識者の立場から包括した健康アドバイスをしていきたいとは陳院長。 その意味で、 「インターネットやメディアなどの情報に踊らされがちなサプリメント利用者の一助になりたいですね」 と話す。


(Medical Nutrition 77号より)


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