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食事指導など、栄養療法で病状改善をサポート。
ライフクリニック
ライフクリニック(TEL045-540-1032)では、食事指導をはじめ、各種サプリメント、生活環境のアドバイスからメンタルアプローチまでを自由診療の形で展開している(完全予約制)。栄養療法を中心として「患者の病状改善のサポート」に力を注ぐ同院の山口武院長を訪ねた。
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玄米菜食にビタミンやミネラルなどのサプリメント。 |
クリニックの患者層は、主に30〜50歳代の女性。食事指導をはじめ、各種サプリメント、リラグゼーション技法、運動の指導、生活習慣、生活環境などを含めたカウンセリングが診療の中心となっている。食事指導は玄米菜食、サプリメントはビタミンやミネラルなどが中心だ。
「サプリメントの場合、すべてクリニックで吟味したものを使用します。特にビタミンの場合、合成や天然、単体や複合体とでは、生体利用性が異なるため、天然・複合体のものを使用するようにしています」。山口院長によると、天然のものは栄養素のシナジー効果もあり、大量に飲まなくてもすむためだという。サプリメントは毎日補給すべきもの。そのため、体の状態に応じて量を変化させていく。もちろん「安心して毎日摂り続けられるグレードであることが最低限必要です」(山口院長)。
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アレルギー体質の女性患者、栄養療法で以前より体調が改善。 |
山口院長によると、栄養療法では疾病になる以前の状態よりもずっと体調がよくなるのが通常。そこで、著効例を山口院長に紹介してもらった。
ケースは30代後半の女性患者。子供の頃から、アレルギー体質で、手足の冷えやしもやけができやすかった。現在でも、アレルギーや手足の冷え以外に、肩や首の凝り、体や目の疲れ、生理痛、低血圧、のぼせなど更年期症状もあり、冬場ではこれらが特に強く、仕事に支障をきたすようになった。漢方薬の服用や健康食品も購入したが、変化はなかった。
山口院長は、ビタミン(基本ビタミンと特にB群)、ミネラル(基本ミネラルと特にマグネシウム)、肝臓に対するハーブエキス(ミルクシスル)などを使用。定期的なウォーキングや食事指導、アレルゲンの特定とその食べ物の除去のため食物日記を付けるよう指導した。
1ヵ月後には手足の冷えやしもやけが例年に比べて軽くなり、体や目の疲れも軽快になった。顔ののぼせはまだあるために腹式呼吸なども指導した。2ヵ月後には、顔ののぼせは軽くなり、全般的な体調もよくなったため、上記症状はほぼ軽快、気分も明るくなった。3ヵ月後には、寒さの厳しい時期であるにもかかわらず、冷えがないばかりか、体調がとても良いと感じられるまでになった。
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病気は本来自分で治すもの。医師はきっかけを与えるにすぎない。 |
山口院長は、最近多くみられる『お任せスタイルの医療』を強く批判する。「病気は本来自分で治すもの。あくまで医師は、そのきっかけを与えるに過ぎません。クリニックでは、栄養面、環境面、精神面を含め、あらゆる角度からそのきっかけを提供しています」。そのため山口院長は、カウンセリングでは病気のメカニズムも含めて、どのように対処するのかを患者に理解してもらうように努めていると話す。患者を主体とした診療――医療の原点が改めて問われている。
(Medical Nutrition 48号より)
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