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患者の視点に立ったファミリードクターを推進 用賀アーバンクリニック
用賀アーバンクリニック(東京都世田谷区、TEL03-5717-6331)では、ファミリードクター(家庭医)、他クリニックとの連携、多数の専門外来を開設するなどユニークな医療活動を展開している。同クリニックの野間口院長に話を聞いた。
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ファミリードクターを通じて患者本位の医療を目指す |
ファミリードクターは、担当医が家族全員の健康を管理するかかりつけ医のことで、欧米では広く利用されている制度だ。ドクターはカウンセラーも兼ねており、患者側からの医療や健康に関する包括的な質問も可能だ。同クリニックの野間口院長は、家族構成が把握できるファミリードクターは、患者が罹患している病気の原因が容易につきとめられると、そのメリットを話す。
高度な外来診療を目指す他の診療所と連携する「プラタナス・ネットワーク」を通じ、グループ診療の実現に成功しているのも大きな特徴のひとつだ。クリニックは現在、兵庫県明石市の松井クリニックと連携し、各クリニックに在籍する複数の専門ドクターが、自分の専門技術を生かし、きめ細かい患者支援を展開している。
「欧米では、ファミリードクターになるために必要な全科目を専門的に修めたドクターのみが、ファミリードクターとなれます。しかし日本の医学教育を見ると、専門教育に注力するあまり、診療科内で専門がどんどん細分化していっているのが現状です」。野間口院長は、患者の視点に立ったファミリードクターをもっと展開していきたい考えだ。
各クリニックには、患者支援のためのインフラも充実しており、電子カルテを活用し、患者は自身のパスワードを使ってインターネット上で自身のカルテを閲覧できるだけでなく、患者を他病院に紹介するときにも電子カルテの内容を共有できるシステムだ。「(電子カルテシステムは)ファミリードクターやクリニック連携をサポートし、医療の質の向上につながった」と野間口院長は、その有効性を評価する。
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骨粗鬆症や花粉症、肩こり、禁煙などユニークな専門外来も多く開設 |
用賀アーバンクリニックでは、内科や小児科、皮膚科などの一般診療以外にも、骨粗鬆症や花粉症、肩こり、禁煙、台湾式足裏マッサージなどユニークな専門外来を多数併設している点が特徴だ。クリニックに通院してくる患者のニーズを考えた結果だと野間口院長は話す。西洋医学だけではなく東洋医学やサプリメントなどの患者の自己免疫力を高める診療も実施しており、各クリニックには、西洋医学以外にも東洋医学を学んだドクターが在籍し、患者にあわせたオーダーメイド医療を展開している。
家族ぐるみで患者さんが気軽に相談できるような医療を目指すのが野間口院長のポリシー。今後も、患者の視点に立った医療を展開していきたいと野間口院長は話す。
医療提供サービスのオリジナリティーが声高に叫ばれる現在、新たなオーダーメイド医療に期待が集まる。
(Medical Nutrition41号より)
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