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皮膚疾患治療に、症状に応じたビタミン投与を 新宿新都心クリニック
新宿新都心クリニック(東京都新宿区、TEL03-3344-4951)では、疾患状態に応じたビタミン投与を皮膚疾患治療に取り入れている。従来の紫外線対策などと併用することで、皮膚疾患をより改善できるという。同クリニックの加瀬佳代子院長に診療の様子を聞いた。
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症状に合わせて医薬品とサプリメントを使い分ける |
通院患者の大半は、ざ瘡や脂漏性皮膚炎、色素異常(シミ、ソバカス)の皮膚疾患。同クリニックでは、これら皮膚疾患の原因はビタミン不足にあり、ビタミンを投与することで、皮膚疾患が改善されるとの考えのもと、OTCやサプリメントのビタミンを患者の疾患状態に応じて使い分けるようにアドバイスしている。具体的には、症状が落ち着くまでの間は処方によるビタミン剤(錠剤・顆粒状)の摂取を勧め、症状が鎮静化してからはビタミンサプリメントに切り替える指導方法だ。また、ビタミンサプリメントについては、仕事の都合などで長期間通院できない患者の栄養補給にも利用している。
「ビタミンは継続的に摂取しなければならない栄養素のひとつ。人体での合成が不可能なため、日常の食事から摂取する必要があります」と同クリニックの加瀬佳代子院長は話す。加瀬院長によると、現代人は外食の機会が多いため、国の決めたビタミン所要量や薬効量にほど遠い量しか、日常の食事からはビタミンを摂取できていないのが現状だという。そのため、処方せん、OTCやサプリメントによる栄養補給が必要になってきていると説明する。最近では、マルチビタミン配合のものも商品として登場しているが、商品ごとに成分の配合量は異なるため、できれば単一成分のものが望ましいと加瀬院長は話す。もしマルチビタミンを使う場合でも、その都度医師に相談するように患者へ指導しているという。
しかし加瀬院長は、脂溶性ビタミンの過剰摂取は禁物だと話す。「特にビタミンAなどの場合は蓄積すると肝臓が悪くなるだけでなく、女性の場合では、奇形児が生まれてくる確率も多いので脂溶性ビタミンの摂取には注意が必要です」(加瀬院長)――食事のなかからビタミンを摂るのが原則だということを忘れてはならないと加瀬院長は強調する。
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規則正しい生活やストレス回避など日常生活も予防のカギ |
加瀬院長はビタミン摂取以外にも、規則正しい生活や紫外線対策、ストレス回避を心がけることが皮膚疾患予防にはかかせないと話す。具体的には、肌が形成される午後11時から午前3時までの時間帯にきちんとした睡眠をとることや、各種美白剤や化粧品でのスキンケアに頼らず、同時に帽子を着用することが皮膚疾患の予防には効果的だと加瀬院長はアドバイスする。
食事や生活習慣、心のケア――これらを患者の生活に合わせて指導していくのが加瀬院長の理念。その意味で「自身ができることから無理なく始めるようにしましょう」と加瀬院長は話す。美肌を獲得するには日頃の努力が大事なようだ。
(Medical Nutrition39号より)
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