東洋医学を中心としたリラクゼーションスペースを開設 トータルヘルスセンター Be-Well!
東洋医学を中心に自然治癒力を高めるコースがひとつの施設に集結した心とからだの癒しのリラクゼーションスペース「トータルへルスセンター Be-Well!」が2000年6月都内にオープンした。気功から鍼灸、カウンセリングまでさまざまなサービスを取り揃えた施設はまだ全国的にも珍しいが、その詳細をレポートする。
 |
本物を紹介することが重要 |
「トータルヘルスセンター Be-Well」(東京都千代田区九段南:03-3264-2951)は、100年以上の歴史を有し、人間ドック、各種健康診断等に実績を持つ健康事業総合財団((財)東京顕微鏡院)が西洋医学と東洋医学の智慧を融合し、心身ともにバランスのとれたトータルな健康管理を目指し設立したもの。
同センターには、鍼灸、外気功、内気功、ホリスティックヘルス&ヒーリング、メディテーション、カウンセリング、漢方・健康補助食品等の相談など複数のコースが1箇所に集結し、全国的に見ても注目すべき施設となっている。
開設当日あいさつに立った健康事業総合財団・下村満子理事長は、「西洋医療は人間の身体を部分で診るのに対し、21世紀はトータルで診ることが主流になると思います。欧米では統合医療が盛んに実施されている状況を見て、日本でも西洋医学と東洋医学を融合した施設をつくりたかった」と話し、念願の施設開設を喜んでいる。
また、施設開設にあたって下村理事長がこだわったことが「本物」という点だ。玉石混淆な面もあるとされるこの分野で本物を紹介することが重要と考える下村理事長は、これまで培ってきた経験と交友関係を生かし、各領域で高い実績を誇る講師を集めることを心がけ、より良質なサービスの提供を実現させた。
 |
西洋医学と東洋医学の利点を引き出して、楽しみながら利用できる施設に |
センター内は、外気功、内気功、メディテーションなどを行うセミナールームと、鍼灸診療室3室、カウンセリングルーム1室で構成され、本格的な施術を受けることができる。セミナールームでは、20人前後の受診者に対して「気」を受けるだけでダイエットも可能といわれる外気功(写真)、自らの「気」を高め、心と身体を活性化する内気功、瞑想によって自然治癒力を引き出すメディテーションなどが施術される。
鍼灸は日本医科大学日中医学研究会顧問、朝日鍼灸院・平井栄三郎院長を顧問に迎え、平井氏の指導のもと、3名の鍼灸師が週3日交替で治療にあたる。
このほか、ホリスティックヘルス&ヒーリング、ニーズや問題の性質に合わせてテーマを設定し少人数で行うグループカウンセリングも好評だ。また、鍼灸・平井栄三郎、外気功・王隆謨、菅宏の3氏が、ダイエット、栄養バランスの改善、健康増進、自分にあった漢方の選び方など、健康食品や漢方に対する相談を受け付けるシステムも設け、受診者へのフォローも万全の体制を整える。
この施設の特徴は他にもある。同財団で西洋医療の分野を担当する健康医学センターとの相互交流がそれだ。健康医学センターでは外来診療のほか、人間ドックや各種健康診断(血液、免疫、微生物、病理学、生化学など)も行っている。2つの施設は徒歩3分の距離で結ばれ利便性も高い。この西洋医学を中心とした施設と、東洋医学(伝統療法)を中心としたリラクゼーション施設がお互いに結びつくことで、利用者に対して木目細かい最善の対応が可能となったわけだ。また、「西洋医学と東洋医学の良い点を引き出して楽しみながら―」との下村理事長の理念も活かされた形となっている。
http://www.kenko-kenbi.or.jp/
(Medical Nutrition 28号より)
|