PET導入で理想的な健診を
 西台クリニック 宇野公一院長

西台クリニック画像診断センターでは、最先端の医療機器PET(陽電子放射断層撮影)を導入して、会員制の健診業務を行っている。PETは、エックス線CTやMRIのように形態学的診断を行う機器とは異なり、身体の生理機能診断を行う高度先進医療機器で、21世紀の画像診断装置として大きな期待がかけられている。


 理想的な健診が可能

CTやMRIが病変の形態を見るのに対して、PETは細胞の糖代謝を測定するので増殖能力の強弱がわかり、小さな病変でも悪性度の推定が可能になる。

宇野公一院長は、「通常の健康診断では見つけることができない5mm程度のがんも、ほぼ全身にわたって早期に発見できる。またCT、MRIで発見した腫瘍も良性か悪性かを判定できるので、不必要な手術は行われなくなる」という。

現在、病院や検査機関で普及している健康診断の検査種目、いわゆる人間ドックで発見できるがん細胞は、発生後すでに時間がたって成長している場合もあるが、PET診断では早期発見、早期治療につなげる理想的な健診が可能になる。

 会員制システムで10年間受診できる

PET本体の価格は1台8億円、ポジトロンを放出する陽電子をつくるためのサイクロトロンや静脈注入する薬剤合成ラボの使用機器は7億円規模にのぼる。導入コストが高額になるとあって、都内の民間医療機関でPET診断を行うのは、同クリニックが初めてとなる。

健診サービスは、「メディテック倶楽部」と呼ばれる会員制システムをとり、「がん総合」や「脳検査」「心臓検査」など、健診コースを選べるようになっている。「がんPETコース」では、入会金30万円、保証金70万円、年会費8万円で、10年間は毎年PET診断が受診できる。詳細については、西台クリニック(TEL 03-3222-1166)まで。

(Medical Nutrition 14号より)


BACKSITE TOPPAGE TOP