ニュートリゲノミックス

 ●<糖尿病と生活習慣病(1)> インスリン分泌による標的細胞への情報伝達とその生理活性。
糖尿病は、 文字通り、 尿に糖が出る病気である。 糖のバランスを司るインスリンの働きを見てみよう。

 ●<高血圧と生活習慣病> PPARの作用により高脂血症を解明。
近年の研究で高脂血症に関して、PPAR(ペルオキシソーム増殖活性化受容体)の存在が注目されている。遺伝子レベルでの高脂血症の解明に果たすPPARの役割をさぐってみた。

 ●<高血圧と生活習慣病> ANG遺伝子の増大でアンジオテンシンが増量。
日本人の高血圧症の90%は原因不明の「本態性高血圧症」で、その遺伝子背景の解明が近年、急速に進んでいる。どのような遺伝子がかわっているのか、また食生活などの生活習慣との関係はどうなのかについてさぐってみた。

 ● サプリメントは遺伝子的体質を見極めて利用。
肥満防止のためのサプリメントを活用する場合も、過信は禁物。基本はやはり食生活の改善である。なぜ肥満になるのかをさぐりながら、予防のための方策を考えてみた。

 ●遺伝子をベースとする生体メカニズムの研究が進展。
いよいよ「遺伝子栄養学」時代の幕開け。

ヒトの栄養に関する理解は古代ギリシャの自然医学の時代に始まり、化学分析の時代、生物学の時代、細胞学の時代を経てゲノムの時代を迎えた。ヒトゲノム解析の理解と解析が進み、 遺伝子や環境要因と病気の発症メカニズムとの関係が解明されようとしている。

 ●「第2回国際ニュートリゲノミックス」開催さる。"ニュートリゲノミックスから栄養システムバイオロジ"に焦点。
去る11月6日〜7日の2日間、 オランダはアムステルダム市で 「第2回国際ニュートリゲノミックス」 が開催された。 大会を主催したのは、 60年の歴史をもち、 2年前にニュートリゲノミックスの研究を立ち上げたオランダの 「NTO栄養食品研究所」 である。

 ●ゲノム創薬の課題は標的遺伝子の同定と有効性評価。
病気のメカニズムとは何か。この解明に大きくかかわるのがヒトゲノムである。これまでの 「闇夜に鉄砲」 式の創薬から病気の遺伝子レベル、 分子レベルのメカニズムを考えた薬の設計へ。 「ゲノム創薬」の課題をさぐってみた。

 ●ゲノム競争の主戦場はタンパク質の構造解析。 医療ジャーナリスト 赤木 三郎
ニュートリゲノミックスとは、 「nutrition」 (栄養) と 「genomics」 (遺伝子学)を組み合わせた造語。欧米で急速に広まる食品機能研究。 この連載では、 ゲノム技術の進展に伴って変貌を遂げる食品機能研究の動向を紹介する。

 ●ポストゲノム解析の戦略目標は「遺伝子栄養」。 医療ジャーナリスト 赤木 三郎
「生命の万能素材」たんぱく質。プロテオミックスと呼ばれる、たんぱく質の解明はゲノム解析とは比較にならないほど複雑である。田中耕一フェローがノーベル化学賞を受賞した「タンパク質の質量分析法」 で明らかなように、もともと日本はこの分野では世界をリードしてきた。たんぱく質構造解析の最前線を追ってみた。


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