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●効果があるか否かではなく、至適用量を探る時代へ。
今回は高用量ビタミンBの投与と虚血性疾患の再発予防の関係、ビタミンCとがんの化学予防についての総説について報告する。
●「お茶と健康」 総まとめ 血中濃度の測定など、海外で研究進むお茶の保健効果。
お茶とそれに含まれるフラボノイドの機能、 がんや心血管疾患予防効果などをまとめた「第3 回お茶と健康に関する国際科学シンポジウム:食事中のフラボノイドの役割」 の会議。 今回はその中から、 導入にあたる部分と、 抗酸化能に関する研究を紹介する。
●糖尿病の食事はたんぱく制限を、の流れに一石を投じる報告。
米国のGannon氏らによる2型糖尿病患者への高たんぱく食が糖代謝を改善させるとの報告と、オランダのvan der Meer氏らによる超音波、 X線などを用いた動脈硬化進展の予測因子は何かの調査をレポートする。
●因子は不明、ワインによる心疾患リスクの低減。 QOL向上に有効なハーブサプリ。<
ワイン、リキュール、ビールの摂取と死亡率に関するコホート研究と、 ハーブ混合サプリメントの短期間の使用は、 精神面でのQOL向上に役立つとする結果発表をリポート。
●マルチビタミンはがんに有効か。運動と酸化ストレスはどう関係しているか。<
今回はマルチビタミン摂取と大腸がんの関係を調査した米国のJacobs氏らの報告と、酸化ストレス、 運動、 そして抗酸化サプリメントについて米国Urso氏らが発表した総説についてレポートする。
● 減量維持には身体活動に加え、低カロリーの代替食品やサプリメントも有益。
肥満患者が減量に成功した後の体重維持に、 身体活動が重要であること。カロチノイドやトコフェロールの血中濃度と心筋梗塞 (MI) リスク低減とは関係がないとする症例対照研究について報告する。
● 個人の血中濃度を参考に投与。それがメディカルサプリメントのやり方。
安定期にある冠動脈疾患(CHD)患者に対して葉酸を投与しても再発を予防できないとするランダム化比較試験の結果が発表された。また、ビタミンCサプリメントが女性の冠動脈疾患(CHD)のリスクを下げるようだとの報告が米国から届いた。
● 栄養摂取は食事からか、サプリメントからか。
米国予防医療サービス調査会の報告と、ギリシャのTrichopoulou氏らの伝統的な地中海食の順守が全死亡率の有意な低下につながるとの疫学調査をレポート。
●高血圧の予防と管理ガイドライン。97年以来の第7次JNC報告が発表。 高輪メディカルクリニック院長 秀明大学客員教授久保 明
米国合同委員会(JNC)による第7次高血圧の予防と管理ガイドラインが発表され、生活習慣の改善など早期の対処を呼びかけている。
●アルコールと糖尿病との関連、「発症」と「合併症」の2段階に分けて検討。
高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
ビールを飲む機会が増える夏。気になるのはアルコールと糖尿病の関係だが、適量のアルコールなら糖尿病の発生および、合併する血管障害の進展に影響はないという学術報告がなされた。愛飲家には、ホッといったところか。
●マルチビタミン使用の有無に関係なく、全粒穀物の摂取と死亡が逆相関を示す。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
米国のBarringer氏らの報告によると、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを摂取させると、感染症の罹患頻度が低下し、仕事を休む回数も減少するという。また、朝食に全粒穀物を摂ると死亡率が低下するとの結果をまとめた米国のLiu氏らの報告を紹介する。
●アスピリンは大腸がんの発生を予防する。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
米国のSandler氏らの研究によるアスピリン服用による大腸線腫発生の減少の報告と、米国のCoates氏らによる食事摂取の頻度と結腸がんの関連についての研究をリポートする。
●長生きの3つのかぎ、食事・身体活動・たばこ。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
オランダのHaveman-Nies氏らは、高齢者の生活習慣と10年後の死亡率との関連を調査。一つでも不健康な習慣があると、その種類によって死亡率が25%〜106%上昇していたとAmerican Journal of Epidemiologyに報告した。
●ビタミンEは抗酸化だけではなく血管にも作用。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
ビタミンEといえば、抗酸化作用が前面に押し出されていたが、最近では血管や腫瘍への機能も注目を集めている。そのトレンドを受け、欧州の研究者から総説が発表された。その中からドイツのBrigelius-Flohe氏らの報告を紹介する。
●がん予防に食事の重要性を説くのは世界共通。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
英国のKey氏らは食事とがんとの研究を、フィンランドのKnekt氏らは、フラボノイドと慢性疾患との関連をまとめ、このほど発表した。どちらも食事の重要性を説き、「体重のコントロール、アルコールの摂取制限、野菜・果物・穀類の摂取」予防策として上げている。問題はそれをどう実行するかである。
●アルコール摂取は痴呆のリスクを下げる。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
オランダのRuitenberg氏らは、中程度までの飲酒量なら、痴呆のリスクを減少させるとの前向き研究をまとめ、Lancet(359巻281ページ、2002)に報告した。
●英国の研究者から抗酸化ビタミンの効果を疑う報告。高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
英国の研究者からショッキングな報告。抗酸化ビタミンの効果を否定するものだが、こうしたネガティブデータから何を学び、日常の診療にどう落しこんでいくかかが大切なのではないか、と久保 明医学博士は語る。
●アルツハイマーの頻度低下にビタミンC、Eが注目。 高輪メディカルクリニック院長 医学博士 久保 明
今号より高輪メディカルクリニック・久保明院長による連載が始まります。予防医療と統合医療に関わる海外の最新情報をお伝えします。
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