●有機体硫黄(MSM)
米国で話題のMSM
痛みへの作用も報告され、5月に日本上陸

古来より温泉の成分としても親しまれている硫黄。その元素は人体で6、7番目に多い物質とされているが、食品などからの摂取が比較的容易なため、体内の必須成分としては重要度が軽視されがちだった。今回は最近、アメリカで痛みを抑えるために、非ステロイド系抗炎症薬と併用したり、単独でも350万人以上に使われ、日本でも注目を集めているMSM(メチル・スルフォニル・メタン)にスポットをあて、痛みへの作用について報告する。

 ●天然にがり
天然にがりに降圧・抗腫瘍作用
東京都医師協同組合連合会(都医連)は昨年10月、開業医らへの紹介商品として、天然にがりを主成分とする機能性食品「bit―150」を採用することを決定した。都医連の紹介商品は、組合加盟の医師やその家族が利用するもので、健康食品のほかにも、生損保会社、住宅メーカーなどが指定業者となっている。今回採用を決めた天然にがりの中には、突然死を防ぐといわれるマグネシウムが豊富に含まれていることが知られているが、最近の研究では抗腫瘍効果があることも確認されている。

 ●アイ鮫の肝油
赤血球変形態に改善が見られ、ドロドロ血液がサラサラ状態に
有効成分を特定して抽出する医薬品と違って、健康食品の中には複数の有効成分を有するハーブなどの天然由来のものが多い。食経験のない一部の素材については有害事象が報告されているが、ほとんどの素材については、安全面は問題ないとされている。医療現場で注目を集める健康食品にスポットをあて、学術動向、研究開発動向を紹介する。


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